札幌の場合、昼間の交通量が圧倒的な道路で、夜もそれほど交通量が減らないような道路は要注意である。
昼間はさすがに居ないのであるが、夕方、夜間にとんでもないところを横断するのである。
暗いと視認性が極度に下がるので、昼間より発見は遅れる。
スピードダウンで防げるものではなく、歩行者や自転車の交通マナーとモラルの問題の方が大きい。
あとは、中央分離帯のすぐ横をふらふら走る自転車。
嘘のような話であるが、札幌では時々ある光景である。
町村部の場合、無理な横断をしでかす歩行者が多い。
通過する車を待ってるのかな?と思って、走行していると、手前30mくらいまで接近したところで、「突如として横断」し始めようとするのである。
こうした事実は警察の方では、なかなか歩行者の過失として認めたがらない。
あくまでも「スピードダウンありき」なのである。
この集計方法には異論も多いが、北海道公安委員会が免許更新のときに説明する内容を元にすると、人口10万人あたりの事故率は、都道府県別では20位以下である。普段から注意しているのである。
でも、死亡事故率は人口10万人あたりでは最高である。これでは短絡的な感もあるが、「スピードの出しすぎ」であると分析されてしまう。
確かにスピードを出せば、事故起こした時に死亡する確率は高くなる。
死亡事故の一つの要因であることは間違いないが、すべてを「スピードの出しすぎ」で済ませるのは、ちょっと現実離れしてる気がする。
SS運動とは、Speed-down(スピードダウン)と、Sheet-belt (シートベルト)を励行して安全運転しよう、という北海道公安委員会の啓蒙運動である。
札幌市内を走り回るタクシーや企業の営業車には、「SS運動実践車」なんて
いうステッカーも貼ってある。
一方で、平日の日中に取り締まり情報を流すラジオ局があるが、これは、「安全運転を啓蒙する」という目的のもとでやっているということである。
隠れて違反をしでかす人を助長するという意見もあるのだが、全体的な平均速度がさがり一定の効果があるが、その分それでも違反をしでかしたら容赦なく取り締まる、という警察側の意見もある。
『とにかくウインカーを出さない』
という事だ。
といったところである。全て事故を誘発するものである。
なれあいの気質が変化して、エゴイズム化している。
もし、貴方が安全運転を自称するのであれば、きちんとウインカーはつけているはずである。
驚くことに、北海道警察のパトカーまでこういう基本的なことを守らない傾向があり、心当たりがあれば自戒していただくしかない。
それ以前に、見本を示すべきパトカーのウインカー(合図)省略はかなり問題である。
先を急ぐため、危険を帰り見ずにする行為である。
片側3車線以上の道路で最も内側の車線の交差点を直進する際は、これに注意しないといけない。
筆者も何回か遭遇し、あわや交通事故という状況になったのだ。
タクシー運転手の全てにモラルハザートがある訳ではないと思うのだが、多いことだけは事実である。
これも危険物の放置に等しいが、自己防衛のためには、余裕を持つ以外に手段が無い。
もし、貴方に「右折車みたら、進路を妨害させないように加速」の心当たりがあれば、次の運転からそのようなことは一切止めて頂きたいところである。
この路側帯は、主に緊急自動車(救急車など)がすり抜けられるように幅を広くとってある。
交差点以外では、携帯電話などの通話に一時停止するスペースとして使ったりする分には、特に問題はなかろう。
これは信号待ちで停止しているのである。
左の写真撮影場所は郊外だが、都心部でもこのような左折車を見かける。
こういう左折車が原因で救急車の通路を塞いだことにより、人命が失われる原因になったとしたら、どう責任が取れるのだろうか。。。