札沼線（桑園〜石狩当別〜新十津川）
〔最終更新日： 2024/01/19〕
一時期は輸送人員減少が著しかったが、1980年代に入って、札幌市北部の人口が急増したため、
石狩当別から札幌側は、通勤路線として息をふきかえし、札幌市区間の大部分が複線化。
新十津川 ～ 石狩沼田間は、1972(昭和47)/06/18 の運行を最後に、廃止されている。
桑園 ～ 北海道医療大学間は、2012(平成24)/06/01 の運行から電化運用が開始されている。
路線概要
※ NASA World Wind 1.3 のランドサット衛星画像を使用しています。
※ 赤色部分は、2020(令和 2)年 5 月 6日までの営業区間
総延長 28.9km （営業キロ・時刻表より）
全線開通 1935(昭和10)年10月 3日
部分廃線 1972(昭和47)年 6月19日（石狩沼田 ～ 新十津川, 111.4km → 76.5km）
部分廃線 2020(令和 2)年 5月 7日（新十津川 ～ 北海道医療大学, 76.5km → 28.9km）
・1982(昭和57)年以降の出来事
1986(昭和61)/11/01
駅新設 あいの里教育大（現 札幌市北区）
新川（現 札幌市北区）
1987(昭和62)/04/01
営業承継 日本国有鉄道 → 北海道旅客鉄道
1988(昭和63)/11/03
駅新設 八軒 （現 札幌市西区）
高架化 桑園(札幌市中央区) 〜 八軒（札幌市西区）間 2.0 km
(単線・非電化)
1991(平成 3)/03/16
愛称設定 学園都市線（全区間 桑園〜新十津川）
1994(平成 6)/11/01
桑園 〜 札幌間にて、単線線路を分離。運用開始。
2006(平成18)/03/18 駅廃止 中徳富（現 新十津川町）
2020(令和 2)/04/17 「コロナ禍緊急事態宣言発令による」として、事実上の営業最終日。以降は「休業」扱い。
2020(令和 2)/05/07 北海道医療大学 ～ 新十津川間 部分廃線
札幌付近の状況
※赤色＝複線・高架区間 青色＝複線・複々線区間
灰色＝単線・高架区間 黄色＝単線区間
1995(平成 7)/03/16
複線化 太平〜篠路（現 札幌市北区）間
駅名変更
・東篠路 → 拓北（現 札幌市北区）
・釜谷臼 → あいの里公園（現 札幌市北区）
・大学前 → 北海道医療大学（現 当別町）
1996(平成 8)/06/23
高架化 八軒 〜 新川(札幌市北区) 間 1.9km
1997(平成 9)/03/22
複線化 篠路 〜 あいの里教育大（現 札幌市北区）間 3.4km
2000(平成12)/03/11
〔複線化〕 八軒 〜 太平(札幌市北区)間 5.6km
〔高架化〕 新川 〜 太平(札幌市北区)間 3.7km
2009(平成21)/12/10 札沼線の一部(桑園 〜 北海道医療大学間 28.9km) 電化工事起工式。篠路駅にて。
2012(平成24)/06/01 〔電化〕 桑園 〜 北海道医療大学（現 当別町）間 28.9km。(運行列車の69%を電車運行)
2022(令和 4)/03/12 駅新設 ロイズタウン（現 当別町,あいの里教育大 ～ 石狩太美駅間に設置）
この路線は全区間非電化である。 桑園で函館本線に合流し、札幌駅に直通する。
といっても、事実上は線路が独立している。
（桑園駅〜札幌駅の区間において、一部区間にて３本のレールを確認できる）
2012年3月末に電化区間の工事が完了し、同年6月1日から電化運用が始まった。
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